国民年金の扶養とは

国民年金の基礎知識

国民年金に扶養という概念はありません


国民年金は加入義務を満たす人が個別に加入する保険ですので、扶養するとか扶養されるといった関係はそもそも成り立ちません。


年金制度で扶養が発生するのは、配偶者が厚生年金・共済年金に加入していて、さらに被扶養者の年収が130万円未満という条件を満たすときだけです。
詳しくは国民年金と厚生年金の違いで解説します。


厚生年金・共済年金の被扶養者になる場合は、当年金に加入している配偶者の勤務先で手続きを行ってくれますが、退職などして配偶者が国民年金に切り替え(種別変更)するときは、一緒に手続きを行う必要があります。国民年金に切り替えると、夫婦それぞれに対して保険料の納付書が届くようになります。